ブランディングが必要な時代に、ロゴを持つことだけがブランディングだと考えている方がまだ存在します。デザイナーとして、間違いなくこれらの人々に会う機会があるでしょう(または既に会ったかもしれませんね)。
本記事で、ロゴ作成で仕事を終えるべきでなく、顧客にさらに付加価値が高いブランドアイデンティティを提供する理由を説明したいと思います。一緒にロゴの終わりとブランドの始まりを定義して、シンプルなロゴから得られるメリットをまとめましょう!
では、ロゴとは何でしょうか?ロゴとブランドアイデンティティの違いは?
ロゴとは?
ロゴとは、ブランドの識別および象徴として使われるブランドマークのことを指します。ロゴは、あなたのブランドのビジュアルマーカーです:ロゴだけをお持ちの場合、人々はそのマーカーにほとんど共感できないでしょう。
ブランドアイデンティティとは?
ブランドアイデンティティとは、あなたのビジネスのビジュアル要素であり、ブランドのビジョンに関係する必要があります。また、ロゴ、カラーパレット、タイポグラフィ、ブランド名、その他の要素も、ブランドアイデンティティの一部です。ビジネスオーナーであるなら、メモを取ってください – ロゴタイプは、覚えてもらえるブランドを構築するために、あなたが開発しなければならないブランドアイデンティティの単なるエレメントです。
適切な質問をする
Gingersauceの共同設立者であるJoshは、次のように述べています -「よくお客さんが私に問い合わせてきます。彼らは経営者で、配達可能なパンフレットや名刺などを印刷したいと言います。そこで、ロゴが必要だと言うんです。パンフレットやウェブサイトだけで使うロゴをデザインして欲しいってね。この時、彼らはブランディングについて考える思考を止めているんですよ。そこで、私はブランディングデザイナーとして、適切な質問をしなければならない訳です。」
人々は常に欲しいものが必要なものではないことに気付いていません。ロゴデザインの依頼のためにあなたに問い合わせてくる経営者は、ブランディングの流れについて詳しくないのかもしれません。彼らは – 全ての企業にロゴがあること – を目視しています。そのため、彼らは表面化にあるものを求め – ロゴを注文するのです。
この時点で、あなたのアイデアを提案するのに急ぐ必要はありません。次のステップに沿って行動してください:
- まず質問をします。次のような質問です:
- あなたのマーケティング戦略は?
- あなたのブランドのミッションは?
- 対象者は?対象者とコミュニケーションを取る際に採用しようと計画している声のトーンは?
- どのような感情を引き出したいか?
- ブランドとどのような関連性を思い浮かべてもらいたいか?
- どのようなブランドを競合企業として見ているか?
経験豊富なブランディングデザイナーの場合、この時点で個別のリサーチをします。その後、専門知識と市場への知識に基づいて、顧客が求めているフィーリング、声のトーン、関連性について説明できるはずです。
その理由とは?
私たちが紹介した質問は、あなたの顧客に思っている以上のものを考えさせるように導きます。そこには、今まで顧客が考えたことのない広い観点を持ったシステムが必要です。
- ここで、ブランドアイデンティティが何なのか、そしてブランドアイデンティティの作成方法について説明するのに完璧なタイミングがやってきました。ブランドアイデンティティがビジネスに与えるメリットとは。そして、どのような要素がブランドアイデンティティ必要なのでしょうか。
本記事の第2部では、顧客に提供すべきビジュアルブランドアイデンティティの7つの要素をまとめました。
ブランドアイデンティティの効果とは
ロゴが全てのストーリーを伝えなければならないという通念を払い除ける。はい、ロゴはブランドのバリューを念頭に置いてデザインされるべきです。いいえ、ロゴは全ての情報を含み、共有する必要はありません。このため、一般的に、ブランドアイデンティティ、ブランディング戦略、そしてブランドが必要です。人々は、全ての媒介を通して、あなたがメッセージと製品を表現した方法でブランドを想定するでしょう。そのため、全ての要素は、1つのストーリーに結びつけられる必要があります。
オファー例。先述した通り、人々は大手企業のブランディングとアイデンティティのアプローチに対して常に注意を払っている訳ではありません;デザイナーではない方の裸眼では、見えないものです。そのため、これらの人々に競合他社のブランディングとアイデンティティのアプローチについて説明します。あなたがオファーできるものは次の通りです:
- 顧客の競合他社を例に取る。競合他社のアイデンティティの要素を指摘する。
- 指摘した要素を1つの一貫したビジュアルシステムに統合させる方法を説明する。
- そのようなシステムを持つ目的、メリットを説明する:宣伝の記憶性の向上とガイドラインの一貫性。顧客が認知されるブランドを持ちたいと考えている場合、ロゴは十分ではありません。ロゴは、ブランドアイデンティティと呼ばれる念入りなパズルの一部にしか過ぎません。



付加価値を提供する:メリット
デザイナーへのメリット。
ブランドアイデンティティデザインの一部としてのロゴタイプの効果を説明することで、次のことが達成できます:
- ビジネスにさらに高い付加価値を提供する。顧客の成功は、あなたの成功であることをお忘れなく。
- 顧客とより良いコミュニケーションを築ける — 顧客はあなたの気遣いを感じることができる。
- 単発のロゴの仕事の代わりに、長期的な提携を築ける。
- ブランディングの要素として、ロゴの効果と外観のビジョンを提供する。プラス、顧客がオプションを素早く選べるようになる。
顧客へのメリット。
ロゴデザインの代わりに、ブランドアイデンティティのデザインに投資することを検討することで、次のことが達成できます:
- さらに効率的なブランディング戦略へ従事する。
- 一見しただけで幅広く認識されるブランドになれる。
- まず第一に思い付くビジネスになれる。
ウィンウィンのようだと思いませんか?ブランドは、全てのブランドアイデンティティのパーツの組み合せであること、そしてブランドアイデンティティがどのように顧客と繋がるかについて覚えておいてください。デザイナーは、顧客とコミュニケーションを取る必要があります。そして顧客は、ロゴだけを求めることを忘れるべきです。
ボーナス:顧客の同意後、次のステップは?
ブランドアイデンティティの作成にOKを貰ったら、その後やらなければならない多くの作業があります。どのようにプロセスを簡単にできるでしょうか?そこで、ステップを自動化することを検討してください。
Gingersauceを次の目的で使用しましょう:
ブランドアイデンティティ作成のガイド。Gingersauceを使えば、アイデンティティ作成はワンステップです。ステップに従い、最終的に完璧なブランドアイデンティティを取得します。
自動化。システムは自動的にロゴバリエーションと誤用例を作成します。
収集。全てのエレメントは、プロフェッショナルブランドブックに集められます。
提示。ブランドブックとして、ロゴの全オプションとブランドアイデンティティを提示します:これにより、顧客は特定のオプションを選択した場合のブランドの外観を想像できます。
時間の節約。Gingersauceを使用すれば、ブランドブックの作成はたった数分で完成します。時間が節約され、顧客の予想を上回る結果を出せます!
本記事の第2部では、顧客に提供すべきビジュアルブランドアイデンティティの7つの要素をまとめました。
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Gingersauceは、自動化と創造性を組み合わせたブランドブックメーカーであり、プロフェッショナルなツールです。つまり、中途半端な仕事はせず、あなたに確実な結果をお渡しします。
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